東大阪・「八戸ノ里」駅より徒歩約2分「しげまつ整形外科・手の外科クリニック」。膝、腰、肘、肩、関節の痛み、リウマチ、手の痛みなど、専門医が診察、治療いたします。お気軽にご相談ください。

橈骨遠位端骨折

橈骨遠位端骨折の症状

橈骨遠位端骨折の症状

橈骨遠位端骨折は、転倒などの外傷後に発症し、手首の痛みや腫れ、変形が認められます。軽度の場合、出血や腫脹も少なく、変形が認められないこともあり、その結果、骨折が変形したまま治癒することがあります。

骨折後しばらくしてから手のしびれ(手根管症候群)や指を曲げ伸ばしする腱の断裂が発生する合併症もあります。特に親指を伸ばす腱(長母指伸筋腱)の断裂は、軽微な骨折いわゆるヒビの後、十分な固定をせず親指を使用していると受傷の数週間後に発症することがあるため注意が必要です。

もし、捻挫と思っていて急に親指が伸びなくなった場合は、すぐ診察を受けることをお勧めします。

橈骨遠位端骨折の原因

橈骨遠位端骨折の原因は、転倒などの軽微な外傷から転落や交通事故などの重度の外傷まで様々です。若年から中年期では比較的強い外傷が原因となり、高齢になるにつれて軽微な外傷でも骨折する可能性が高まります。

その背景には骨粗鬆症があることが多いため、若い年齢で骨折した場合や軽微な外傷で骨折が生じた場合は、必ず骨密度を測定して骨粗鬆症の有無を確認しましょう。この際にはDEXA法などの精密な検査をお勧めします。

当院ではDEXA法を用いた骨密度検査を行っております。
骨粗鬆症が気になる方はお気軽にご相談ください。

橈骨遠位端骨折の診断

診断は、外観の出血や腫脹、変形に加え、単純レントゲン撮影で行います。骨折の程度が著しい場合は、治療方法の選択・決定を行うためにCT撮影を行い、より詳細な骨折のパターンを確認する必要があります。また、単純レントゲンで骨折がはっきりしなくても痛みが続く場合や圧痛が橈骨に局在する場合は、MRIを用いることでより正確に骨折の有無を確認することができます。

単純レントゲンで骨折がみつからずMRIで骨折が見つかった場合は、先に述べた腱断裂が生じる可能性があるため、むしろ慎重な保存的治療が重要で、ギプス固定などを行いながら経過観察をする必要があります。

※当院にはCT・MRIはございませんので、CT・MRI検査が必要になる場合は近隣病院をご紹介させていただきます。

当院の橈骨遠位端骨折の治療

保存療法

基本的には保存治療を行っております。受傷から早期であれば、局所麻酔をかけて正確に整復し、適切な外固定(ギプス固定)を行うことで機能的に問題ない治療が可能です。

手術療法

保存療法の経過観察中にずれが生じた場合、特に高齢者の骨折では骨折部が支えきれずに陥没し、短縮が生じる場合は後遺症が残る可能性があるため、手術治療をお勧めすることがあります。また、早期に骨折した手を使用したい場合やギプス固定が難しい場合にも手術を行います。

手術は超音波ガイド下に神経ブロックを行い、日帰り手術を実施しています。手術時間は1時間程度で、金属プレートを用いて骨折部を固定します。この金属は後日抜釘(金属を取ること)を行うことがあります。また、術前にご相談いただければ、手術の痕が残りにくい手術を行うことも可能ですので、お気軽にお声掛けください。

リハビリテーション

手術後はリハビリテーションが大切です。これを怠ると手首や指の動きが悪くなることがあります。当院では理学療法士や作業療法士の管理のもと、積極的にリハビリテーション治療を行っていますので、ご安心ください。

クリニック情報
Clinic Information

診療時間 Time Table

診療時間
 9:00~12:00
手術
17:00~19:00

休診日木曜午後、土曜午後、日曜、祝日

リハビリテーション 診療時間 Rehabilitation Time Table

診療時間
リハビリ受付時間
9:00~18:30

(~16:30)

(~12:15)

クリニックのご案内 Access

〒577-0034
大阪府東大阪市御厨南2丁目1番6号

近鉄奈良線「八戸ノ里」駅より 徒歩約2分

初診の方もお電話でご予約いただけます

TEL:06-6787-5252

提携駐車場あり
提携パーキング(パラカ・OnePark・名鉄協商)に駐車いただけました場合は、駐車時に『駐車証明書』をお取りいただき、当院での会計時に受付にお渡しください。
サービス券をお渡しいたします。
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