手の外科 日帰り手術のご案内
当院の日帰り手術の特長
Point1|忙しい方にも!日帰り手術
当院の手外科の手術は入院する必要なく、日帰りで行うことができます。
手術自体は10~15分(手根管症候群の場合)、術後もすぐ歩けるため、お仕事や家事、ご家族の介護などでお忙しい方にも受診しやすく、入院よりも患者様の負担も少なく済みます。
Point2|経験豊富な手外科専門医
手術は院長 重松浩司 医師、または手外科専門医が責任をもって実施します。
当院での手術実績は
- 手根管症候群 379件
- 肘部管症候群 32件
- 母指CM関節症(変形性関節症) 22件
などの実績がある、経験豊富な手外科専門医です。
※2017年6月~2022年7月実績
また、手根管症候群の手術においては関節鏡を使用した手術を実施しております。従来の切開する方法よりも傷跡が小さく、術後の疼痛も少ないと言われています。
Point3|当院常駐の麻酔科医が在籍
当院では麻酔科医が常勤で勤務しており、
手外科専門医と連携を取りながら安心して麻酔を実施できる環境を整えております。
Point4|安心のアフターフォロー
日帰り手術を実施した後も、手術直後の院長診察や、傷口の消毒、抜糸まで丁寧にフォローをさせていただき、患者様の不安を取り除けるように努めております。
日帰り手術の流れ(手根管症候群の場合)
手術前
手外科専門医が丁寧に診察します!
- 1.初回受診
- 手のお悩みがある場合や手術による治療をご希望の場合は、まずは当院医師の診察を受けていただきます。
受診の際はお電話でご予約をお取りになると便利です。 - 医師による診察や神経伝導速度検査(手根管症候群の場合)の結果、診断がつき、手術適用となった場合は、翌日以降に手術前の検査を実施します。
※全ての症例にいきなり手術を実施するわけではなく、まずは保存的治療(注射、お薬等)を行った後、改善しない場合に手術を実施することを心掛けております。
- 2.術前検査
- 手術前の検査を実施します。
患者様の疾患により異なりますが、多くの場合
- 血圧測定
- 採血
- 心電図検査
また、手術日程を調整し、当日のご案内をお伝えいたします。
早ければ翌週には手術を実施することが可能です。
手術当日
手外科専門医と麻酔科医が連携して手術を行います。
- 1.手術前
- 指定したお時間に当院までお越しください。
当日朝の食事の制限など、当日の過ごし方の注意事項は事前にご説明いたします。
手術前に体調のチェック(血圧・脈拍・体温)をします。
- 2.麻酔
- 麻酔を行わせていただきます。
- 3.手術
- 当院院長が手術を実施します。
疾患や症状によって時間は異なりますが、手根管症候群の手術の場合、10~15分程度の手術です。
- 4.診察・術後診察
- 手術が終わればすぐにお歩きいただけます。
術後は院長による診察を実施し、手術の結果やお薬の説明をお伝え致します。不安なことがありましたら、その時にお気軽にお尋ねください。
- 5.お会計・ご帰宅
- 診察後、その日のお会計を済ませたら、すぐにお帰りいただけます。ブロック麻酔を実施した方は麻酔が数時間持続しますので、三角巾で固定してお帰りいただきます。
手術後
ご安心いただけるよう、当院がしっかりフォローします!
- 1.翌日
- 翌日も当院にお越しいただき、傷口が感染しないように消毒とガーゼ交換を実施します。
消毒は2回程度実施します。
- 2.1週間後 ※
- 傷口を縫っていた部分の抜糸を行います。
※通常は1週間後ですが、傷の状態に応じて1週から10日程度で傷口を縫っていた糸を抜糸します。
- 3.アフターフォロー
- その他、手術後に気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください。
よくあるお問い合わせ
- 手術をした箇所の痛みやしびれが引かない
- 手術直後は痛みはしばらく続くことがあります。しびれは通常数カ月続きます。
- 誤って傷口を濡らしてしまった
- 濡れたまま放置しないよう、ガーゼ等をお取替えください。
ご心配であれば、当院診察時間中にご来院ください。
当院にてガーゼを新しいものにお取替えさせていただきます。
当院で手術をしている疾患
当院では下記の症状の手術を実施しています。
よくあるご質問
診察に関して
- 手根管症候群は自然に治るものですか?
- 軽症の場合は自然に治ることもありますが、症状が強い場合は治療が必要です。
- 手術を受ける以外に治療の選択肢はないのですか?
- 当院では患者様一人ひとりに合わせた治療をご提供します。
飲み薬や固定、注射、リハビリテーションなどの保存療法をまずはご提案させていただきますが、 症状がひどい場合、保存的治療での効果が見られない場合は手術という選択肢をご提示しています。 - 初回の診察にかかる代金はどれくらいですか?
- 手術の内容により変化しますので、診察時にお尋ねください。
- 手根管症候群が疑われた場合、どのような検査を実施しますか?
- 神経伝達速度検査(神経や筋肉の動きを調べる検査)を実施します。
お時間は1時間ほどです。 - 手術前の検査は何を行うのですか?どのくらいかかりますか?
- 血圧検査、採血、心電図検査を実施します。
検査自体は10分程度で終了します。
その後の手術の説明や、患者様からの質疑応答を含むとおおよそ30分程度の時間がかかります。 - 手術を受けるとなった場合、最短でいつ手術を受けられますか?
- 予約状況によって前後しますが、早くて1週間後に手術することが可能です。
手術に関して
- 手術前日の過ごし方に制限はありますか?
- 前日に制限は特にございません。
- 手術当日の過ごし方に制限はありますか?
- (午後からの手術の場合)11:30以降は食事・水分を取ることはできません。
- 麻酔はどのようにして実施しますか?
- 手術の種類により、局所麻酔・ブロック麻酔を使い分けます。
- 手術日は何曜日ですか?
- 毎週平日のお昼の時間帯です。
- 手術中のお荷物はどうすればよいですか?
- 鍵付きのロッカーをご用意しておりますが、盗難防止のため貴重品の持ち込みは極力ご遠慮ください。
- 手術中、家族の待機は必要ですか?
- 特に必要ありません。
- 術後、どれくらいで帰れますか?
- 手術が終了したらすぐに歩ける状態です。
院長の診察がを実施した後、お会計を済ませばすぐにお帰りいただけます。 - 手術後の過ごし方について、制限はありますか?
- 抜糸までは入浴はお控えください。(シャワーは可)
手術当日は飲酒や運動、車や自転車の運転は控えてください。 - 手術後の痛みはありますか?
- 痛みは人によって感じることがあります。
術後の痛み止めなどは処方させていただきますが、どうしても不安な場合は当院までご連絡ください。 - 手術後、何回受診すればよろしいでしょうか?
- 一般的には3回(2回の消毒・ガーゼ交換、1回の抜糸)ですが、手術の内容によって変更となります。
- 家が遠くても手術を受けられますか?
- はい。当院では受診地域の制限は設けておりません。
大阪市をはじめとした大阪府全域のほか、近畿地方、それ以外など、さまざまな地域からご来院いただいております。
手術件数
集計対象期間:2017年6月~2024年7月
※左右にスクロールしてご覧ください
2024年7月まで | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | |
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関節鏡下手根管開放術※1 | 56 | 82 | 70 | 82 | 68 | 74 | 72 | 29 |
手根管開放術※1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | 3 |
神経移行術※2 | 10 | 14 | 10 | 10 | 5 | 10 | 5 | 3 |
関節形成術(手)※3 | 14 | 11 | 7 | 10 | 7 | 8 | 3 | 0 |
ガングリオン摘出術※4 | 2 | 10 | 5 | 11 | 10 | 9 | 15 | 8 |
腱鞘切開術※5 | 65 | 101 | 121 | 132 | 115 | 86 | 66 | 41 |
※1 手根管症候群に適用する手術です
※2 肘部管症候群に適用する手術です
※3 母指CM関節変形性関節症に適用する手術です
※4 ガングリオンに適用する手術です
※5 ばね指に適用する手術です