手外科について
このような症状があればご相談ください
- 手、手指がしびれる
- 朝に特に手がしびれ感じがする
- 指が曲がらない、伸びない
- 指の関節が引っかかる
- 物をつまむ、キャップを開けるという動作に痛みが伴う
- 指の関節が赤く腫れる、痛い
- 手に衝撃を受け痛い、骨折の疑いがある
手外科疾患の解説
手根管症候群
手根管症候群は、外傷や手の使い過ぎにより、正中神経という神経が障害を受けると発症します。症状としては親指(母指)から薬指の親指側半分がしびれることが特徴です。
肘部管症候群
肘部管症候群を発症すると、初期症状として手の薬指や小指にしびれが現れます。特に早朝にしびれが出現し、日中には解消することも多いです。症状が進行すると、指の動きに支障ができ、日常生活にも影響が及びます。
ヘバーデン結節
ヘバーデン結節になると、人差し指(示指)から小指にかけて、第1関節が赤く腫れあがったり、曲がったりする症状が出ます。中には痛みを伴うケースもあります。一般には40代以降の女性に多く発症します。
ブシャール結節
ブシャール結節とは、人差し指(示指)から小指の第2関節が赤く腫れたり、曲がって変形する疾患です。ヘバーデン結節と同様に、一般には40代以降の女性に多く発症します。
母指CM関節症(変形性関節症)
小さい物をつまむ動作やふたを開ける動作など、親指に力を入れる動作によって、親指の付け根の手首の辺りに痛みの症状が出る疾患が、母指CM関節症(変形性関節症)です。
デュプイトラン拘縮
デュプイトラン拘縮は手のひらにしこり・こぶのような隆起が出現するとともに、指が徐々に曲がってきて伸びなくなる病気で、小指、薬指に発症することが多く、次いで中指にも発症することがあります。
橈骨遠位端骨折
橈骨遠位端骨折は、腕の前腕骨の手首に近い部分が折れる怪我で、通常は転倒・転落による衝撃や交通事故が原因になることがあります。治療にはギプス固定や手術・リハビリが必要です。